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10月9日

2016.02.06 5D2
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祠に使う木材が市場より届いたので、検査のために加西市へ。


材料が整然と並ぶ広々とした加工場の風景はとても居心地がよく、やわらかい光が繊細な架構によってつくられていて、作業にも思考にも単に時間をすごすのにも好ましいと感じた。


かわいらしいサイズの祠ではあるが、それを構成する部材は1500ピースを越える。

そして当たり前のことなんだけど、木材は工業製品ではないので、材料の目利きが必要なのだ。

市場、競り、料亭の大将、頑固な客。の構図である。果たして私の舌はついていけたか。

大先輩の教えを乞いながら、加工後の姿を想像する。

樹種、樹齢、反り、割れ、節、芯、目、含水率。それぞれの性質が材料の経年変化や加工時の挙動にかかわる。

これらのゆがみを制御して全体を構築するのが、(設計者と)大工の腕の見せ所なのである。

確固たる見識を持って括弧を取り去る、不断の努力を。




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2月11日

2016.02.13 5D2
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快晴。今日は天気が良すぎた。なぜ日本海の冬空は、こんなにも塵が少なく、澄み切っているのだろう。

青い日、私の仰いできた空は、もっと、くすんでいて、埃か、もしくは湿気に満たされていた。

はたして、こんな日がどのように終わるのか気になって歩き回った。

端正で伸びやかな枝振りに、なんとなく腑に落ちて足を止め、日没を待った。



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當麻寺

2016.02.13 5D2
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奈良県葛城市、當麻寺
適度な高低差と参道の芯が振れのために、場の展開が楽しい伽藍配置である。
本堂は国宝。
現在の形態に至るまで3度の改築がなされている。
当初のお堂は浄瑠璃時にも似た、桁7間、梁4間の平面形式を持つ奈良時代に成立したもの。
7間の間口はそのままに、手前に伸びる参拝のための庇が内部化した平安初期の1次改築、
さらに礼堂、内陣が相対し、古典的な双堂形式を内包した平面形式へ整理されていく、平安後期の2次改築を経て現在の姿に至る。
ニーズの変化を受けて建築が架構や平面形式を洗練させながら新しい様式をつくっていったのだ。
中に入ると、照明は控えめで、仏像も、厨子もしっとりと闇をたたえる。
大屋根=大空間は本来的に軽さや開放感ではなく、奥行きと力強さをまとったものであったことを感じ取ることができる。
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両白山地

2016.02.13 5D2
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瑞龍寺

2016.02.23 5D2
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富山県を代表する寺。現在の姿になったのは17世紀後半。禅宗様の力強い意匠が特徴。国宝。
細部を追っていくと教科書に出てくる禅宗様であるが、全体的に野球少年のようなさわやかさと溌剌さを感じるのは、砂利でなく刈りそろえられた芝生や、低く整えられて高さを強調する庭園の設え、軽やかな鉛瓦の屋根、三和土の回廊、肩幅の広いプロポーションのせいではないかと思った。

潔い姿に詰組と扇垂木が控えめであるが、華やかな印象をつくっている。

雪はほとんど解けてしまっていたが、きっと雪が似合う。


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